富山エムズ企画が
県東部の400人規模の製造業企業の周年記念式典の構成(台本作成)と当日進行、記念講演と司会者のキャスティングを行いました。
二部構成の第一部は社長訓示と社長賞表彰。社長訓示はPPTありのプレゼン形式。社長にはピンマイクを付けてスティーブ・ジョブスみたいに歩きながらのプレゼンを提案するもあえなく却下。中央演台での訓示に合わせて舞台袖でPCを操作する形式にしました。
ここまではごく一般的な式典ですが、ここからが特徴的な構成です。ここから社長賞表彰に進むんですが、今回の社長賞表彰はバックオフィスを含む全20部門すべてをそれぞれ理由を伴って表彰するというものでした。
順番に表彰するだけでは面白くないので、各表彰後にMCからインタビューをするという形式にしました。それぞれの授賞理由に関連した質問をするんですが、重複するとイマイチなので、何とか授賞理由関連の質問を作り出しました。
私自身社会人デビューから10年以上製造業担当SEをしていたので、製造業・製造工場の用語については知識があり、かつ、今回の式典は外部来賓の無い社内式典だったため結構突っ込んだ専門的な質問も作りました。
ただ、手配した女性MCは当然そんな知識は無いので、事前に全質問についての解説を時間をかけて実施。本番時さすがに20件もあると、どうしてもインタビューが同じトーンになってしまうので、MCも苦労していましたが何とか完遂。
第二部は記念講演。長らく製造業リポートの番組を担当している旧知の元局アナをキャスティング。事前に社長にインタビューし、ポイントを押さえた内容で皆さん興味を持って聞いていただきました。
ちなみにこの元局アナは県内の方の多くがシルエット見ただけでだれかわかるあの方です(^^)。
今回進行がメインだったため、収録はいつもの固定カメラ+半固定ではなく固定カメラのみにせざるを得ず、会場後方から画角を変えた固定カメラ3台とPPTの収録という構成にしました。
開場後方カメラはカメラRECに加えてATEM Mini Extream ISOでISO収録、PPTは舞台袖でプレゼンPCを収録しています。後日プレゼン部分はPbyPで、それ以外は3カメ切替で編集し納品して完了です。
ライブ配信を伴わないセミナーの収録と編集の業務ですが、シンプルなセミナー・シンポジウムとは異なる点が何点かあります。今回一番の目玉?は舞台上での実演を近いカメラで会場プロジェクタにも出したいとのことで、そのためにカメラマンに入ってもらっていますがそれ以外はワンオペです。
企業の周年イベントの構成と演出を担当しました。。会場側との進行や接続に関する打ち合わせと台本制作、当日の機器類操作と進行がミッションです。特徴的なのは主に協力会社を中心とした社外向けと社内向けの2回を異なる会場で実施したことです。